発進式から10年…10周年おめでとうございます!
2012年2月18日「宇宙戦艦ヤマト2199 発進式~俺たちのヤマトSP~」から10年、ということで…リメイクシリーズ10周年おめでとうございます!
私は…といえば、ヤマトは2199のTVシリーズからなので、ハマるのはもう少し後の話です。
「あなたのヤマト、どこから?」という話に界隈でなったとき「私は2199のTV版からです~」と答えると、結構な確率で驚かれるんですけど(何故でしょうね…そんなに謎の歴戦の勇士感でも滲み出ているのかと💦)、私は年齢的に、ほぼヤマト旧作に触れる機会のなかった世代です。
『復活篇』のときはもういい年のアニメファンだったので、劇場公開も知ってはいたんですけど、復活篇!というところで、やっぱり敷居の高さを感じてスルーしてしまい…。
ただ2199は、近くに上映劇場がなかったので、上映版を追っかけるまでには至らなかったものの(TV版の最後あたりはもうズブズブの沼だったのと、飢餓感で、第七章のBD版はギリギリ遠征しましたが)、TV放送の開始前、比較的早い段階で知ることができました。
当時も、そこまで熱心に情報を漁っていた訳でもなかったと思うのですが、TBS系日曜17時という枠の強さと注目度、それと上映版が先行していいPRになっていて、知ることができたのかな?と。
正直なところ、好きなクリエイターが参加されていたり、たまたま知って、何となく気になるな~…と思って視聴することはありますが、新作アニメに対して、常にアンテナ張ってるわけではありません。
ただヤマトに関しては、知名度や歴史が凄い、主題歌も有名、というくらいまで知ってはいても、鑑賞して「作品を知る」機会にはずっと恵まれないままだったな…という、しこりのような想いがずっとあったので、それで惹かれたのかなと、今にしてみれば思います。
「アニメを1話からちゃんと観る」という体験も、本当に2199が久々でしたから、確か第一印象は「何じゃコレー!TVアニメのクオリティじゃなくない!?」くらいだったかと思います。
序盤から、だいたい古代くんを目で追ってはいましたが(明確に「ああ、なんか好きな子だ!」ってなったのはエンケラドゥスあたりでしょうか?w)それよりも物語…巨大な戦艦を動かすために、様々な乗組員たちの意志や想いが関わっている、というところが好きになりました。
どんな状況に置かれても人の意志の象徴であり続ける「ヤマト」に、この時からずっと魅せられています。
2199終盤から『星巡る方舟』以降のハマりっぷりはもう我ながらドン引きするほどで「2202、下手したら毎章遠征なのか…?」と震えていたので、第二章から近隣の映画館が上映劇場になったときは嬉しくて!
そしてこの2202がまた、凄かったのですよねえ…(しみじみ)。
作品も凄いですが、ここからさらに自分のハマり度も深まり、いろんな初経験も(*‘∀‘)
性格的にもヲタク気質なところがあるので、今さら自分がアニオタ卒業できるとは微塵も思っていないんですが、それでも若い頃ほどハマれる作品にはもう出会えないんだろうな…と。
漠然と新作アニメを観ては、その時々で夢中になる…それだけなんだろうなって思っていました。
確かにそう思ってたんです!けど、全然そんなことないじゃん私!!
むしろ、気持ち的には10代20代の頃よりもずっと熱量が高くてタチが悪いんですがw
2199をTVで観始めたあの頃の私に「今、すごく楽しいよー!」って教えてあげたい。
というか、そもそもリメイクシリーズがこんなに続くなんて、当時の私は全然思っていなかったですが…。
作品自体が魅力的なことも大きいのですが、作品を通してクリエイター陣の熱量や想いに触れることができて、劇伴も魅力的だし、ファンの皆さんとの交流も楽しい…文字通り「大いなる和」に導かれて、一つの作品をこんなに多角的かつ深いところまで楽しめるんだなあ…と実感できたことが幸せです。
そして、私の世代的には、遠く大昔の「古典アニメ」でしかなかったヤマトを、リメイクを通じて大好きな作品として胸を張って応援できるようになった嬉しさ。
そのリメイク、リブートにご尽力くださったスタッフの皆様には感謝しかありません。
本当に、ありがとうございます!